バレンタインが事の始まり
私が40歳ごろの話です。私はある地方都市に転勤になりましたが、その新しい勤務先でのエピソードを書いてみました。転勤してから4ヶ月後、バレンタインデーのその日、その後のセフレゲットにつながる出来事がありました。
あるパートの女性から「Sさんから頼まれたので受け取ってくださいね」と言われチョコレートを受け取りました。電話番号のメモも入っていて電話くださいみたいなコメントが書いてありました。
災い転じて何とかとはまさにこのことか?
Sさんと言えば年もその当時私と同じ40歳ぐらいだったと思います。顔は分かっていましたが他部署の人間なのでどんな人なのか詳細は分かりません。俺って結構モテるんだなと思い上がっていたのも事実で恥ずかしい限りですが、その思い上がりがいい結果になるとは世の中不思議なものです。
殆ど話したことない他部署の女性がチョコレートをくれて、おまけに電話の催促です。でもそれは、後でわかることなのですがとんでもない勘違いで、その勘違いのおかげで私はいいおもいをすることになるのです。
私も人妻も勘違いで結果オーライ
チョコレートを頂いたお礼の電話をしようと思っていましたが、うかつにもそのメモをなくしてしまいました。お礼の電話もできぬまま数日が経ってしまったある日、Sさんを偶然会社のトラックヤード近くで見かけました。
誰も居なかったので、Sさんに「ごめんなさいね、メモなくしちゃって電話番号が分からなくなってしまって」と言ったら、不思議そうな顔で「あのー私の携帯ですか?」というので「教えて下さい」と言ったら、Sさんは持っていたノートの切れ端に番号を書いて破って私に渡してくれました。
勘違いが生んだデートの約束
Sさんはきっと私に好意を持っているんだ、思い切ってデートに誘ってみようと思い、Sさんに会った当日の夜に電話してみました。Sさんは、「私は一応結婚しているんで、絶対秘密にしてくださいね。」と言ってくれたので、シメた!この人妻とセックスできるぞと思いうれしくなってしまいました。
「休みの日のお昼すぎなら旦那に怪しまれないからOKよ」と返事をもらったので、早速約束を取り付け当日待ち合わせをして車に乗せラブホへ直行しました。
代打Sさんの幸運
実は、チョコレートを私にくれたのは別の女性であることが分かりました。同じ苗字だったので、てっきり私は勘違いをしていました。チョコレートをくれたSさんは、正直言うとデブで不細工です。私の勘違いで、偶然違うSさんと肉体関係を持つことが出来たのです。
肉体関係を持ったSさんは旦那に不満を感じていました。夜の生活も、旦那の欲望を満たすだけのもので、ただ挿入して終わりの味気ないセックスだということでした。
そのためこの人妻はかなり欲求不満を抱えていたようです。どっちもどっちというべきか、この人妻も渡りに船で、私と肉体関係を持ったおかげで、吹っ切れて、すがすがしい顔つきになってきました。
本命Sさんの悲劇
チョコレートをくれたSさんには、他の人から電話番号を聞き出して、電話を入れました。チョコレートのお礼と、私には彼女がいるという話をしました。私の勘違いと勘違いされた人妻も自分に好意を持って口説かれたと思い込んでいたのが不思議な巡り合わせです。
そもそも事の発端は、ブスのSさんがチョコレートを私にくれたことから始まっていますが、当の本人以外の人がいい思いをする結果になってしまったのはなんとも皮肉な結果です。
エッチな人妻と秘密のデート